ななプリ体験版感想

ななプリの発売日が7/30日に延期になった変わりに、体験版が出てまして。さっそくDLしてプレイしてみました。
ファンタジー特有の姫会議(アルシング)などといった馴染みのない言い回しと、それを説明するための解説が多少鼻に付きましたが、
それに馴染むとこういうのは気にならなく、というかむしろないとつまんなくなってくるのが不思議なもので。

体験版の物語調の口上も、ファンタジーぽくて凄く合ってました。
(いやファンタジーなんですがw)
水の中から輝く水面を見上げるチャプターも雰囲気あります。

アトリだと凄く気になった主人公・輩人の一人称に割り込んでくる三人称や、視点のザッピング(主人公不在の画面で知らないはずの事が山のように語られる)も不自然に感じたものですが、ファンタジーだと気にならないというか、カタリナとエノールが主人公という切り口からすると自然というか、ファンタジーだと魔女や精霊など、超常的な存在が物語を俯瞰視する構成とか、語り部視点って感じで普通なんですが。

いや、アトリも、コズミックホラー的存在な海神様や山神様も超常的で俯瞰的なんですけどね?
むしろそういう存在にはあまり何度も画面に出てきて欲しくないというか、初代ゴジラの重厚な画面作りがゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃になっちゃうというかですね?クトゥルフ神話がダーレス神話になっちゃう勢いというかですね?残念だったもので、つい。

ななプリ体験版は、各章からちょっとかいつまみ、って感じで同じ体験版でも、章構成の長いアトリの体験版とは表情を異にする感じですね。
カタリナの抱える苦悩、にはなんとなく予想が付くのですが、果たして予想どうりかどうか。

あと、エレノールの立ち絵が、緑(カーキ?オリーブドラブ?)ベースのノースリーブシャツにジャケット、パンツといった服装なのですが、自然の中の立ち絵が多いため、セリフウインドウを表示させるとちょっと穿いてない感じでとてもい・・・げふんげふん。
森ガールっぽいですね!(何だソレ)

そういえばナビゲートが解放されるのはいいんですが、オマケがずっと選択出来ないのはこれ製品版までおあずけなんですかね?